大手ハウスメーカーと工務店の違いを知らない方は多いのではないでしょうか。
また、工務店の特徴を知らない方も多いと思います。
そこで、この記事では工務店の特徴と大手ハウスメーカーの違いをご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
□工務店とは?
工務店は地域の密着型の小さい会社と考える方がいらっしゃると思います。
また、社長が経営だけでなく、自ら職人として現場で腕をふるうことをイメージする方もいらっしゃるでしょう。
しかし、最近では工務店がそのような小規模という特徴だけでは説明できなくなってきています。
最近の工務店は会社の規模や営業方法により、大きく3つに分けられます。
1つ目は町の小さな工務店です。
このタイプは地域に密着して施工を行うのが特徴で、町の工務店のイメージに近いものです。
2つ目はフランチャイズの加盟店です。
フランチャイズに加盟している工務店は、本部が指導する工法と企画を用いて施工を行います。
本部が建築資材をまとめて仕入れるため、建築コストを抑えられます。
3つ目は地域での中堅ビルダーです。
この種類の工務店は地域密着型ではあるが、着工棟数が他の工務店より多かったり、モデルハウスや住宅展示場を設けたりする特徴があります。
また、本社の他に支店を置く会社もあります。
□大手ハウスメーカーと工務店の違いとは?
大手ハウスメーカーと工務店にはいくつかの違いがあります。
ここでは、3つの違いを紹介するのでお役立てください。
1つ目は価格です。
住宅を建てる際にかかる費用は、建物本体価格や外装工事費、解体費用などがあります。
この中で、大手ハウスメーカーと工務店で価格が大きく変わるのは建物本体価格です。
建物本体価格の平均額を両者で比較すると工務店の方が安くなります。
理由は、工務店は広告宣伝費にそれほどお金を投資しないこと、物流にかかるコストが地元で完結することなどが挙げられます。
2つ目は品質です。
大手ハウスメーカーでは、会社の信頼が関わってくるため、指定されている標準部材の品質は非常に優れています。
しかし、その部材を用いてしっかりと施工ができているかは別問題です。
工務店でも、部材はメーカーのものを使用するため、部材の品質に心配はありません。
さらに、自社で施工を行い、それにより信頼を得ているため、施工についても安心できるでしょう。
3つ目は自由度です。
工務店では、大手ハウスメーカーよりも様々な要望に応えられます。
大手ハウスメーカーでも、要望に応えてくれる場合がありますが、ある程度の型が決まっているため、他の住宅と同じような見た目となる可能性があります。
間取りや設備などの自由度を追求する方は工務店に建築の依頼をするのがおすすめです。
□まとめ
今回は大手ハウスメーカーと工務店の違いについて詳しく解説しました。
大手ハウスメーカーにも様々な強みがありますが、工務店では価格が安く抑えられ、品質や自由度が高いという強みを持ちます。
当社でもお客様のご要望に合わせた住宅を提供しますので、お気軽にご相談ください。