住宅を建てる時に大きな費用がかかるので、そちらばかりに目が行きがちです。
しかし、家は建築された後の維持費も考慮することが大切です。
本記事では、家の維持費には何がかかるのか解説します。
固定資産税の計算方法も説明するので、ぜひご一読ください。
□家の維持費には何が必要?
一戸建ての1年の維持費はどれくらいかかるかご存知でしょうか。
結論から言うと、年間で約40万円かかると言われています。
30年間の維持費の合計が1180万円と言われていて、それを1年間にならすと約40万円となります。
こう見ると、維持費も大きな額であることがお分かりいただけるでしょう。
それでは、維持費には何が含まれるのでしょうか。
まずは、固定資産税です。
固定資産税とは、土地や建物の所有者に課せられる税金です。
毎年徴収されるもので、年に1回か4回の分割での支払いが求められるでしょう。
次の章で詳しい計算方法をご紹介します。
また、都市計画税が必要な場合もあります。
都市計画税とは、都市計画事業や都市区画整備事業の費用のために徴収される税金です。
エリアによって課税の有無があります。
対象となる人は、都市計画法による市街化区域内に所在する土地や建物を所有している人です。
市街化区域ではない地域の場合は、課税対象ではありません。
もし引っ越し先で都市計画税がかかるか知りたい場合は、自治体の総務部や課税部に確認すると良いでしょう。
保険の費用も毎年かかってきます。
いつ何時天災などの被害に遭うかわかりません。
万が一に備えて地震保険や火災保険に入会しておくことは重要です。
□固定資産税の計算方法とは?
続いては、固定資産税の計算方法を説明します。
まずは、一戸建ての固定資産税評価額を調べるところからです。
新築を購入する方の場合は、建設が完了してから家屋調査を待つ必要があります。
そして税率を固定資産税評価額に掛け合わせてください。
一般的な税率は1.4パーセントです。
自治体によって税率が異なるケースもあるので、しっかりと確認をとっておくことが望ましいでしょう。
最後に、軽減措置が適用されるか確認することも忘れてはなりません。
固定資産税が思っていたよりも高いと感じられるかもしれません。
固定資産税は、大きく納税額を抑えられる特例控除が存在します。
適用できるものを確認して正しい固定資産税を明確にしてくださいね。
□まとめ
家は毎年維持するための費用がかかります。
上記でご紹介したもの以外にも、修繕費用やメンテナンスの費用もあるでしょう。
それらを抑えるためには、はじめに丈夫で良質な住宅を建てることが大切です。
家づくりでお悩みの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。