ご家族の人数や家にいる時間の長さによって住宅に必要な面積は異なりますが、一般的な家の広さはご存じですか。
そこで今回は、一般的な広さである38坪住宅の平均的な間取りと、40坪における間取りをご紹介します。
□38坪の平均的な間取りとは?
注文住宅の大きさとして人気なのは、38坪です。
日本の戸建て住宅の広さは35坪から40坪程度が相場と言えます。
35坪から40坪の広さの家の間取りは、2階建てで4LDK以上の場合が多いです。
部屋ごとの広さは、リビングが15畳から18畳程度、キッチンは3畳から5畳、客間が6畳程度、寝室が8畳程度、子供部屋が12畳程度、そのほかバスルーム、トイレ、収納、廊下や玄関を組み合わせて間取りを決めます。
子供部屋または寝室を2つ作ったり、書斎を設けたりするなど、大体のご家庭では4LDKの間取りになることが多いです。
ウォークインクローゼットを広めに作る場合や、ビルトインガレージが欲しい場合には、もう少し広さを取ると余裕をもって作れますよ。
□35坪と40坪の間取りにおける違いとは?
35坪と聞くと、少し狭いと感じる方も多いと思いますが、工夫次第では4LDKの間取りを確保できるので十分快適に住めます。
みんなが集まって長く過ごすリビングを優先的に広くする傾向があるので、リビングやキッチン、寝室などの他の部屋が狭くなりがちです。
その為、35坪でも開放感のある空間にしたいという方は、部屋を詰め込まず3LDK以下にすると良いですよ。
お子様が成長した後のことを考えると、部屋が3つですと不十分に感じるかもしれませんが、大きめの家具などを使った可動式の仕切りを導入すれば問題ありません。
お子様が自立したときも部屋が無駄にならないのでとてもオススメの方法です。
それでもやはり4LDKの間取りにしたい場合は、40坪の住宅を建てると余裕のある間取りになりますよ。
35坪と比べると5坪しか変わりませんが、畳数で見ると約10畳も大きいことを考えると十分な違いと言えますね。
10畳というと、ベットと机を置いても余裕のある部屋を1部屋作れる大きさなので、4LDKの間取りでも開放的な空間を作れます。
なお、より開放的な空間を住宅に求める方は、40坪に3LDK、2LDKといった間取りを取り入れれば、かなり広々とした空間を実現できます。
40坪は間取りの可能性が広がるので、あまり部屋数が要らないという方にもおすすめの広さです。
□まとめ
以上、38坪の住宅における間取りの目安と、35坪と40坪の間取りの違いについてご紹介しました。
当社は、ご家族の関わりを大事にした空間づくりを心がけております。
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