これから家を建てようと考えている方の中には、予算の決め方について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
余裕のある生活を実現するためには、予算を適切に定めることが何よりも重要です。
そこで今回は、マイホーム購入時の予算の決め方や、建てた後の維持費についてご紹介します。
□マイホームの予算はどうやって決める?
マイホームを建てる際には、まずは自身の経済状況や収入から、いくらくらいのの資金を準備できるのかを把握しましょう。
身の丈に合わないような高額なローンを組んでしまったり、希望的観測で将来の年収を考えてしまったりすると、後々の生活で大変な思いをする可能性があります。
さらに、マイホーム用の資金として自身の財産の大半を使うことも避けましょう。
家族が病気にかかってしまったり、家の修理が必要になったりと、マイホームの購入後には予期せぬ出費が必要になることがあります。
家の購入によって生活の質が極端に下がらないよう、自身の経済状況と照らし合わせて予算を組みましょう。
そして、住宅ローンは長期で返済し続けるものだと理解しましょう。
現在賃貸物件に住んでいる方は、毎月支払っている家賃を参考にしてみてはいかがでしょうか。
最も適切な借入金の額は、「毎年の返済が年収のおよそ1/4の額」と言われているため、こちらの基準から借入金を決めてもいいでしょう。
マイホームを建てる際には、ご説明した通り「現状」と「将来」の両方から予算を考える必要があります。
無理のないプランを組むことが、マイホームでの生活を豊かにする鍵です。
□マイホームにかかる維持費をご紹介!
ここからは、マイホームを建てた後の維持費についてご紹介します。
維持費として考えなければならないのは、主に次の2点です。
1つ目は、修繕費です。
長年住み続けると、家はどうしても傷んでしまう部分が出てくるので、あらかじめ修繕にかかる費用を用意しておくことをおすすめします。
全国平均では、10年後までに壁紙や水回りの修繕でおよそ7万円かかるとされています。
10から20年後にはおよそ190万円、それ以降では10年ごとに150万円弱かかるといわれています。
2つ目は、固定資産税です。
この税金は土地と家の両方に毎年かかるものです。
場所によって地価が異なりますが、月ごとにおおよそ1万円から1万5千円かかります。
新築の場合は、固定資産税は3年間だけ半分になります。
また、期間を経るごとに評価は下がっていくため、税金も安くなっていきます。
□まとめ
今回は、マイホームの予算や建築後の維持費についてご紹介しました。
せっかくのマイホームですから、経済的に圧迫されないよう、最適な予算を組むことを心がけましょう。
家の購入や維持費について困っていることがございましたら、当社までご相談ください。